しなの鉄道 坂城駅では、かつて国鉄時代から急行型電車として運行した169系 S51編成が3両編成、静態保存されている。
これは急行列車用の165系をベースに信越本線の碓氷線に対応して製造された電車である。
JR化後も運行を続け、'00年代の終わり頃までしなの鉄道で運行したが、現在は全車両が退役している。
今回初めて、保存車両を見に行ってみた。
かつては首都圏と信州地区を結んでいた急行電車用の169系。昭和50年代には長野電鉄との共同運航もあって、上野~湯田中間の急行「志賀」という列車もあった。
ぼくは'04(平成16)年に、機会があって戸倉~長野まで乗ることが出来たのが良い経験だった。
かつて活躍した169系に、これからのしなの鉄道を見守っていてもらいたい。